NOVEL
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- オレの手で咲く華
ヒノエ×望美
人払いをした夫妻の居室に、秘めやかな声が響く。
帰宅後『ゆっくりしたい』と言っていたヒノエのために膝枕をしてやっていた望美だが、なんだかんだと言い包められ、逆にヒノエの膝上へとその身を抱き上げられていた。纏う衣は半ば以上肌蹴ていて、明るい日差しの下へ彼女の柔肌が曝け出されている。
「神子の時に来ていた着物も刺激的でいいけれど、自分が選んだ衣を脱がす時は――もっと興奮するね」
しっとりと汗を含んだ肌は艶かしく、ヒノエの手のひらへと吸い付いてくるかのようだ。奥深い場所へと入り込んだ欲望をゆるりと揺すれば、腕の中の身体は切なげにその背を反らす。
「も、う…っ、ヒノエくんのバカッ!」
言い募る文句は、笑いながら重なってきた唇に吸い取られ、更に捻じ込まれた舌の悪戯な動きに、望美の喉からは甘い呻きだけが漏れる事になる。
「本気の事しか、オレは言ってないよ?」
唇の触れ合う距離で笑い、着物の袷から零れ落ちた柔らかな果実を揉みしだく。掌の中で存在感を主張する頂きを擦りあげれば、そのじれったい刺激に望美の眦に涙が浮かんだ。
ヒノエの熱と視線に煽られ、ゆっくりと望美の肌が淡紅色へ染まっていく。新緑を散りばめたかのような色の衣に映える紅色に、ヒノエは満足げな溜息を漏らした。
「いい眺めだね」
肌に刻まれる深紅の痕は、彼だけに赦された花。
快楽に細かく震える肢体を抱きしめ、ヒノエは追い上げる動きへと腰使いを変えていく。乱れ、熱くなる吐息に混ぜて、ヒノエは愛の囁きに変えて、所有欲を示す言葉を呟く。
「お前が乱れ咲く刹那を見るのは、オレだけ――、だろ?」
声もなく頷く姿に欲望が更に硬度を増すのを感じながら、ヒノエは愛する少女の媚態を堪能するのだった。
||| あとがき |||
11/22企画裏verです![]()
blogの方に書いた「オレだけの花」から続くお話です。まぁアレなシーンしかない話なので、全然blogの方を読んで無くても大丈夫ですが。
弁慶の方は裏verが思いつかなかったので、こちらだけ…。
ひそかな裏テーマは、喘ぎ声を出さずに書く、ということでした。